グルメから遊びまで、池袋ロマンス通り商店街の魅力をご紹介します。
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西口の歴史、イベント情報をご紹介。
1903年(明治36年)に池袋駅が誕生し、また都心と結ぶバスの開通もあり、池袋駅周辺は人口が増えて賑わいを見せ始めました。その後、豊島師範学校や成蹊実務学校、立教学院、自由学園などの学校が池袋西口に設立されるのに伴い、小規模ながら商店街が形成され、学園のまちとして発展し始めました。そして関東大震災で被害を受けた人々の流入があり、小さな商店街が繁華街的な色を帯び始め、学生街、住宅街、商店街という様々な顔を持つ街となっていきました。
暮らしやすく気取りのないまちであったので、学生や俳優、画家などが集まるようになり、自由でモダニズムの溢れたまち、ハイカラなまちとしての性格を帯びていきました。池袋西口には喫茶店や飲み屋などが集まっていたので、パリの芸術村モンパルナスにちなんで「池袋モンパルナス」とも呼ばれました。
第二次大戦後、西口の駅前には闇市が広がりました。昭和30年代まで闇市が残ったこともあり西口の開発は遅れましたが、闇市は戦後の池袋を発展させたもののひとつでもあります。その後、地下鉄丸ノ内線の開通や東武百貨店の開業などが西口の発展に寄与し、さらに西口の総合的な開発を進めるべく、メトロポリタンホテルやメトロポリタンプラザ、東京芸術劇場等が整備されていきました。
池袋モンパルナスは多くの芸術家を輩出していましたが、第二次大戦後の混乱で彼らは散り散りとなってしました。しかし、その文化は隣まちの椎名町にあるトキワ荘に受け継がれていきました。
現在の池袋西口方面には東京芸術劇場をはじめ、すいどーばた美術学院や舞台美術学院の学校、熊谷守一美術館などがあり、池袋モンパルナスの文化は現在も残っていると言えます。
豊島区は区制施行70周年(平成14年)を機に、「文化」によるまちづくりを基本方針の柱に位置づけ、区民や地域の多様な主体と恊働し、様々な文化施策・事業を展開しています。西口でも、新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館など、国内外に広く発信できる文化施策・事業を継続的に開催し、国際アート・カルチャー都市の実現に向けて活動しています。
月 | 日 時 | イベント | 場 所 |
4月 | 第1週 土、日 | 台日文化交流 | 池袋西口公園 |
第3週 | カレーフェスティバル・バングラデシュボイシャキメラ | 池袋西口公園 | |
下 旬 | 春の古本祭り | 池袋西口公園 | |
5月 | 第3週 木~第4週 水 | 新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館 | 池袋西口の各会場 |
第3週 土、日 | 池袋ジャズフェスティバル | 池袋西口公園 他 | |
6月 | 上 旬 土、日 | フォーク&カントリー ウェストパークフェスティバル | 池袋西口公園 |
7月 | 第1週 土、日 | としま商人まつり(池袋西口地区) | 池袋西口公園 |
第3週 金、土、日 | 東京フラフェスタin池袋 | 池袋西口公園 他 | |
9月 | 第4週 土、日 | ふくろ祭り | 池袋西口公園 他 |
10月 | 10日前後の土、日 | ふくろ祭り(東京よさこい) | 池袋西口 他 |
下 旬 | 秋の古本祭り | 池袋西口公園 | |
12月 | 1日~翌年1月6日まで | クリスマスイルミネーション | 立教大学 |
中 旬 | キャロリング | 立教大学 他 |